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フリーランスデザイナーが仕事を継続的に獲得するためにすべきコト

フリーランスデザイナーが仕事を継続的に獲得するためにすべきコト

独立してフリーランスデザイナーになったけど、あまり仕事がない。
継続的な仕事がほしいけど、そもそも新規の仕事ってどうやって獲得していくの?

このような、かけだしフリーランスデザイナーの悩みを解決していきます。
独立したからにはスキルはある程度あるはず。では何が足りないかというと仕事がないのは需要と供給のパイプを作っていないことが原因です。

筆者

「デザイナー 求人」で検索すれば多くの募集企業があるようにデザインの仕事は需要であふれています。

この記事では、仕事がないと困っているフリーランスデザイナーや、独立した際に仕事に困らないか不安という方に向けて継続的に仕事を獲得する方法と仕事をする上でのテクニックをご紹介していきます。

筆者プロフィール

高橋翼

グラフィックデザイナー

高橋 翼 Tsubasa Takahashi


  • デザイン歴8年
  • 現役フリーランスデザイナー
  • 岩手県盛岡市出身 1992年生まれ

僕もフリーランス歴はまだ浅いですが、本記事で紹介する内容を実践することで、仕事に困らずフリーランスデザイナーとして活動できています。
それでは詳しく解説していきます。

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安定した仕事のないフリーランスデザイナーに足りないもの

安定した仕事のないフリーランスデザイナーに足りないもの

フリーランスデザイナーとして独立しているならば、最低限のデザインスキルは身についていると思います。
それでも「仕事がない、なかなか案件を獲得できない」という方はプラットフォーム(仕事を受ける基盤)が出来ていないことが原因です。

デザインスキルはあってもマーケティングや営業のスキルが無いために仕事がないという方は、本記事で紹介する方法をもとに仕事を受ける基盤を作っていきましょう。

仕事の獲得に苦労するのは、フリーランスの宿命でもありますが、他の業種とは違ってデザイナーであれば制作物という目に見える実績を残せることが強みです。
一度基盤が出てきてしまえば、仕事が仕事を生み、フリーランスデザイナーとして大きく活躍できるでしょう。

筆者

比較的デザインは需要の多い仕事なので本記事で紹介することを実践すれば着々と仕事は増えていきます。

フリーランスデザイナーとして独立前の方は以下の記事を参考に独立すると、より仕事を受けやすい基盤ができます。

>>フリーランスデザイナーになる前にすべき10のコト

フリーランスデザイナーは信用が仕事獲得の鍵

仕事を得るにはフリーランスデザイナーとしての信用が大切

デザイナーは資格がなくても、本人が名乗るだけでデザイナーです。
その分デザインの実力はピンキリです。
実力のわからないデザイナーに依頼するほど危険なことはありません。

フリーランスデザイナーなら、なおさら得体がしれないので、活動の証明や実績の公開が必要です。
まずは、この人に仕事を頼んでみたい思っていただくために信用の土台を用意しましょう。

仕事を得るためにフリーランスデザイナーとして独立したらすぐにやるべきこと

仕事を得るためにフリーランスデザイナーとして独立したらすぐにやるべきこと

まずフリーランスデザイナーとして独立したら、お店に看板をつけるように、「私はフリーのデザイナーです。」と周りに知ってもらう施策をする必要があります。

以下の3つは最低限なので、すぐに行ったほうがいいです。

まず、独立したらすること

  • Facebookを使ってフリーランスデザイナーとして活動する趣旨の投稿
  • SNSアカウントの開設
  • 個人サイトの開設
筆者

まだやっていない項目があるのであれば、ひとつずつ詳しく解説していきますのでチェックしてみてください。

Facebookを使ってフリーランスデザイナーとして活動する趣旨の投稿

なぜFacebookかと言うと、Facebookは本名での登録が義務付けられており、実際に面識のある人と繋がり、最もビジネスツールとして活用されているSNSだからです。

Facebookでの投稿は基本的に知人か共通の知人がいる方に見られます。
つまり最低限の信用が確保されているユーザーへ投稿を発信することができるSNSです。

運が良ければ、親しい方からご祝儀依頼をいただけたり「知り合いにフリーランスでデザインやっている人がいるよ」と紹介していただける可能性も増えます。

筆者

まずはフリーランスデザイナーとして仕事をしている趣旨をFacebookで投稿しましょう。
リアルな繋がりはいちばん仕事に直結することが多いです。

仕事用のSNSアカウントを開設

SNSはオンライン上の名刺のようなものです。
TwitterやInstagramで有名になったクリエイターも多くいます。

最近では企業から個人のSNSに仕事の依頼があることもあるので、作品を投稿したり、デザインについて発信する専用アカウントを開設しましょう。

仕事用の個人サイトを開設

デザインを本業の仕事として行っていくのであれば、個人サイトの有無は信用問題として重要です。
企業からの大きな案件であれば、特に信用できるデザイナーからの判断として見られるものになります。

また、Google検索でも露出するように間口を広げることができるのでSNSとあわせてサイトの開設もしましょう。

筆者

Google検索で「地名+デザイナー」で1ページ目に表示されることを目指しましょう。

ポートフォリオサイトの開設は以下の記事を参考にしてみてください。

フリーランスデザイナーがすべき仕事の獲得方法7選

フリーランスデザイナーがすべき仕事の獲得方法7選

前述で紹介した3つのことはフリーランスデザイナーとしての土台づくりです。
本章では、さらに仕事を増やしていくための具体的な方法を7つ紹介します。

仕事を獲得する7つの方法

  • 独立前の会社やスクールから仕事をもらう
  • フリーランスデザイナー案件の多いエージェントを利用する
  • クラウドソーシングサイトを利用する
  • 需要をさがし、営業をかける
  • SNSやブログで仕事を獲得する
  • オンラインサロンに参加する
  • 地域の起業塾に参加する
筆者

この7項目をすれば、基本的には仕事に困ることはなくなります。
それでは1つずつ解説していきます。

独立前の会社やスクールから仕事をもらう

元々、会社員であれば担当していた仕事を業務委託契約でそのままいただくのが手っ取り早いです。
別の社員に引き継いだり、新しく業務内容を覚えさせるのはコスパが悪く、交渉次第で業務委託契約を結ぶことができます。意外とこの方法で独立する人は多いです。

デザインスクールなどでも仕事を貰える可能性があります。
ものは試しで交渉してみましょう。

筆者

以前に勤めていた会社やスクール経由であれば、どのようなクライアントなのかも詳しく分かるので安心して仕事ができることが多いです。

フリーランスデザイナー案件の多いエージェントを利用する

フリーランスエージェントとはクライアントとフリーランスデザイナーのマッチングをしているサービスです。

仕事探しも交渉もすべてエージェントが代行してくれるので、デザイナーは手を動かすだけ。
クローズドな案件を紹介してもらえたりもするので、フリーランスエージェントの利用はフリーランスデザイナーにとって仕事獲得の鉄板方法です。

以下のエージェントはデザイン案件も多いので登録だけでもしておくといいでしょう。

もちろん無料です。
それだけではなく福利厚生のようなサポートまであります。
登録後は自分のスキルや希望などを入力するだけで、あなたにあった仕事案件を紹介してくれます。

クラウドソーシングサイトを利用する

クラウドソーシングは個人から企業まで多くのデザインの仕事が募集されています。
コンペ形式のものや、見積もりを出して採用されるプロジェクト方式などがあります。

日々、新しい仕事が募集されているのでスキマ時間にチェックして応募してみてください。
スキルアップや実績にも繋がるので適度な距離感で利用するといいでしょう。

こちらも無料なので、登録だけはしておくと良いでしょう。

筆者

僕もコンペに参加して実力試ししています。
得意なジャンルがあるのであれば、ココナラで出品してSNSで宣伝するのもいいと思います。

需要をさがし、営業をかける

デザイナーとのマッチングがないだけで、デザイン課題を抱えている顧客はたくさんいます

例えば、【地元のカフェに行った時にメニュー表が見づらい】【新規オープンしたサロンのホームページが無くて分かりにくい】など、デザイナーの需要はいたるところに隠れています。

急に「メニュー表つくりませんか?」や「ホームページつくりませんか?」と営業するのは相手が身構えてしまうので自然な営業を心がけましょう。

筆者

待っているだけではいけません。
仕事を獲得しやすくなる営業テクニックも本記事の後半に裏技として紹介しています!

SNSやブログで仕事を獲得する

最近ではSNSやブログへのお問い合わせで仕事の依頼があることも多いです。
作品を掲載したり、自分自身を表現する場としてSNSは積極的に活用しましょう。

ブログも個人サイト内で更新したり、【note】というサービスもおすすめです。
noteであれば自分の記事を有料販売することもできます。

筆者

少なくともTwitterやInstagramでフリーランスデザイナーとしての発信をしておきましょう。

オンラインサロンに参加する

オンラインサロンは学ぶ場というイメージが多いですが、企業案件などがコンペ形式で行われたり、サロンオーナーから直接お仕事を回していただけることがあります。

また、広くデザイナーと言っても得意分野があるので、サロンメンバー内でも仕事を回すこともあるので、デザイナーのコミュニティやサロンがあれば参加してみるのは良いでしょう。

筆者

特にフリーランスデザイナーであれば、同業者との情報交換やコミュニケーションが成長に繋がりモチベーションアップにもなるのでオススメです。

地域の起業塾に参加する

オンラインサロンに似ていますが、起業塾ではオフラインでの繋がりになるので、より仕事に直結しやすい場です。
交流を深めデザイナーのコネクションを作る場として活用してみましょう。

オンラインで完結する時代ですが、対面(オフライン)の繋がりのほうが、深い関係性を維持しやすいです。
オフラインの繋がりは大切にしましょう。

フリーランスデザイナーの心得。継続案件につながる仕事の仕方

フリーランスデザイナーの心得。継続案件につながる仕事の仕方

リピート顧客をつくることは、とても重要です。
人間性とスキルに信頼をもってもらい、自分以外の選択肢を想像させないためのブランディングをしましょう。

最低限、以下の3点は意識しましょう。

仕事をリピートしてもらうには

  • 納期を守り、信頼を築く
  • 顧客の要望を読み取り、自分の意見も組み合わせた提案をする
  • 顧客をリサーチし、展開を想像させる提案をする
筆者

あとはスキルアップに励みましょう。
それではそれぞれ解説していきます。

納期を守り、信頼を築く

納期に間に合えばいいのではありません。
納期=デッドラインということを覚えておきましょう。

どんなにスキルのある人でも、余裕をもったスケジューリングができないデザイナーへのリピートはありません。

顧客の要望を読み取り、自分の意見も組み合わせた提案をする

出来上がったものが「イメージとちがう」というのは、クライアントの伝え方ではなく、デザイナーの聞き方に問題があります。
相手が話ベタだと感じたら、あなた自身が聞き上手ではないだけです。

またヒアリングの際に、クライアントの潜在的なニーズを読み取ることも意識しましょう。
クライアントのイメージを100点にするのではなく、120点になる提案を付け加えてみましょう。
他のデザイナーではなく、あなたでないとダメという付加価値がつきます。

顧客をリサーチし、展開を想像させる提案をする

お仕事の依頼をいただいたら、クライアントについて徹底的にリサーチしましょう。
クライアントが求めるイメージが分かったり、抱えている課題点が見えたりします。

しっかりリサーチした上で、「私は〇〇もできます。もしお困りの際は、いつでもご相談ください。」と、次の仕事につながるアプローチをしましょう。

仕事の営業をかけるときの裏技

仕事の営業をかけるときの裏技

いきなり「デザインします。どうですか?」と営業をかけるのはたいてい断られます。
ですが、ここで「〇〇様なら〇〇がターゲット層に効果的にアプローチできると思い、いくつか作ってみました。よければ使ってみてください。」と最初は無料でアプローチしてみると正式依頼につながることがあります。

多くの方はデザインの必要性を感じていません。
しかし、一度デザインの力を借りて口コミや数字として効果がでると、問題解決の手段にデザインが加わります。
まずは相手にデザインによるベネフィットを見せることが重要です。

筆者

初回で営業する際は、無料でアプローチをしてみたり、ある程度作り込んだものを持ち込み「私なりに考えてみました」とベネフィットを想像させましょう。

フリーランスデザイナーの注意すべき仕事のしかた

フリーランスデザイナーの注意すべき仕事のしかた

フリーランスデザイナーとして仕事をするうえで、注意しなければならないことが3つあります。
以下のコトを常に頭においておきましょう。

注意すべき仕事の仕方

  • 悪質なクライアントでないか見極めをする
  • 自分のプラスになる仕事を優先して獲得する
  • 未来への投資をする
筆者

この3つを意識しないと、フリーランスデザイナーとして長くやっていくことは厳しくなります。
ひとつずつ解説していきます。

悪質なクライアントでないか見極めをする

悪質なクライアントは少なからずいます。
ネット上のクライアントであればしっかりリサーチしましょう。
心配であれば、権利問題や報酬について契約書を交わしておくと安心です。

またフリーランスを守るサービスや制度もあります。
お金についてルーズなクライアントに対してはフリーランスの請求を代行してくれるサービスもあるので、万が一の際は利用を検討してみるのも手です。

筆者

フリーランスであれば、自分を守るのは自分なので、搾取されないように防衛策を整えておきましょう。

自分のプラスになる仕事を優先して獲得する

今自分がしている仕事は自分の為になっているかを常に意識しましょう。

継続的にある仕事でもいつまでもあるとは限りません。
自分のスキルアップになることや実績として積み上げられる仕事こそが将来もフリーランスデザイナーとして活動するための鍵となります。

筆者

できる仕事をするのではなく、自分の成長につながる仕事を優先して獲得していきましょう。

未来への投資をする

フリーランスデザイナーとして活躍する未来の自分へ投資をしましょう。
1日1時間でも構いません。
たまには足を止めて「デザイン書籍を読む」「ポートフォリオを更新する」「古い友人に連絡してみる」こういった行動をしてみてください。

筆者

【仕事につながる種をまく・仕事につながるスキルを磨く】これも仕事です。

まとめ | フリーランスデザイナーの継続的に仕事を獲得する方法

まとめ | フリーランスデザイナーの継続的に仕事を獲得する方法

本記事のまとめです。
フリーランスデザイナーとして仕事を獲得するには、まず信頼を築くこと。
そして発信しつづけ、オンラインだけではなく、実際の繋がりも大切にすることです。

以下は、記事のおさらいです。
再度、詳しい仕事獲得の方法やテクニックを確認したい場合は繰り返し、本章を読んでいただけると仕事に困らないフリーランスデザイナーになれるでしょう。

まず、独立したらすること

  • Facebookを使ってフリーランスデザイナーとして活動する趣旨の投稿
  • 仕事用のSNSアカウントを開設
  • 仕事用の個人サイトを開設

仕事を獲得する7つの方法

  • 独立前の会社やスクールから仕事をもらう
  • フリーランスデザイナー案件の多いエージェントを利用する
  • クラウドソーシングサイトを利用する
  • 需要をさがし、営業をかける
  • SNSやブログで仕事を獲得する
  • オンラインサロンに参加する
  • 地域の起業塾に参加する

仕事をリピートしてもらうには

  • 納期を守り、信頼を築く
  • 顧客の要望を読み取り、自分の意見も組み合わせた提案をする
  • 顧客をリサーチし、展開を想像させる提案をする

注意すべき仕事の仕方

  • 悪質なクライアントでないか見極めをする
  • 自分のプラスになる仕事を優先して獲得する
  • 未来への投資をする

デザインの仕事は溢れています。
日々の積み重ねが必ず、未来に生きていくのでデザイナー仲間として一緒にがんばりましょう。

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